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pub-7 「Doctor's File 取材される」

2016.01.29
タイトル

2009年に開業した「明大前整形外科クリニック」はスポーツ医学を一般整形外科治療に 応用することを得意とする珍しいクリニック。都内屈指の充実したリハビリテーション施設を持っていることも大きな特徴のひとつだ。長年、全日本男子バスケットボールチームのサポートに携わり、「これからはスポーツに励む子どもたちのサポートにも力を入れたい」と話す、成田哲也院長。スポーツ医学の中でも膝を専門とする成田院長に、なぜスポーツ医学に注目し、膝を専門としたのか、スポーツ医学を通して、どのように一般整形外科の治療にあたっているのか、地域貢献に対しての考えなどを伺うと、成田院長の医療 に対する真摯な姿勢が見えてきた。
(取材日2012年8月23日)

スポーツ医学の知識と経験を、一般整形外科に応用

 

ーこの場所に開業を決めた理由は何ですか?

成田Dr

当院は医療法人アレックスというグループに属していまして、長野県に3つと都内は都立大学駅にも整形外科クリニックがあります。明大前という場所は京王線と京王井の頭線が交差する場所ですし、学校も多いエリアですので、理事長がこの場所にクリニックを作りたいと考えたようです。明大前は昔ながらの商店街がありつつ、高級感もある町です。このミックスした感じがとてもいいですね。学生も多いので活気があります。整形外科にはリハビリテーション施設が必要ですので、広いスペースのある物件を探すのが大変でしたが、運よく駅に近い場所に開業できてとてもよかったと思っています。

ーどのような年代、疾患の患者が多いですか?

当院は医療法人アレックスというグループに属していまして、長野県に3つと都内は都立大学駅にも整形外科クリニックがあります。明大前という場所は京王線と京王井の頭線が交差する場所ですし、学校も多いエリアですので、理事長がこの場所にクリニックを作りたいと考えたようです。明大前は昔ながらの商店街がありつつ、高級感もある町です。このミックスした感じがとてもいいですね。学生も多いので活気があります。整形外科にはリハビリテーション施設が必要ですので、広いスペースのある物件を探すのが大変でしたが、運よく駅に近い場所に開業できてとてもよかったと思っています。

骨格模型

ーどういったコンセプトの整形外科クリニックなのでしょうか?

私自身、長年スポーツ医学を専門としてきましたし、ほかの先生方も一般整形外科だけでなく、スポーツ医学診療の経験と知識が豊富です。そういった専門的知識と経験を一般整形外科の治療に応用して、最高の診療、治療を提供していく、ということがコンセプトです。 スポーツ医学を一般の整形外科治療に応用することによって、比較的容易に治せることが多いんですよ。この二つを融合させることに意味があると考えています。医師だけでなく、理学療法士が持っているノウハウを十分に還元することで、スポーツをする人はも ちろん、一般的な整形外科疾患を抱える地域の皆さまのコンディションを整えていきたいと思っています。そして引き続き、スポーツ医学の専門クリニックとしてスポーツによる疾患にしっかりと対応していきたいですね。

勇気と感動を与えてくれるスポーツ選手を支える立場になりたいという思いでスポーツ医学を専門に

 

ー医師を目指した理由を教えてください。

父と叔父は若い頃軍人だったのですが、 終戦後二人とも医師になりました。外科医だった父は私に医師になれとは一度も言いませんでしたが、子どもの頃から人の命を救うことには大きな意義があると思っていました。 徐々に医師になろうという気持ちが強くなり、中学2年生の時に決意したんです。初めは心臓外科医などの外科系の医師に憧れていましたが、医学の勉強を積んでいくなかで、さまざまな現実が見えてきて気持ちに変化が起こったことと、将来的には開業したいという思い が出てきたので、最終的には整形外科を選びました。

成田Dr

スポーツ医学を専門に決めたのはなぜですか?

診察室

医科大学を卒業して4年目ぐらいにスポーツ整形外科を専門にしようと決めました。周囲と比べると自分の専門を決めるのは早かったですね。私は小学生の時にバスケット、中学と高校ではサッカー、大学ではスキーをやっていたので、体を動かすことは好きなんです。スポーツの魅力は勝ち負けだけじゃなく、一生懸命やっている姿を見ると勇気と感動がもらえることでもあります。スポーツ医学は、一生懸命スポーツをする人を支える、縁の下の力持ちですよね、そういった医師になりたいと思ったので、スポーツ整形外科を専門にしました。2 0数年前、スポーツ選手のケガを治すために欠かせないものは何かと考え、「膝だ。そして靱帯だ」と思いました。「そこを治せなければスポーツ整形外科医とは言えない」と思ったので、膝治療のプロフェッショナルを目指しました。

長年、全日本男子バスケットボールチームのサポートをされているそうですね。

はい。1996年から2003年まで現場で選手を診ていまして、いまは強化委員として携わっています。バスケットボールのスポーツ医学を専門としている先輩が誘ってくださったんです。バスケットボールは、特性上、膝の靱帯の損傷や断裂がとても多いんですね。損傷や断裂した靱帯を治して、さらに今後切れないようにしてあげなければいけないんです。限界への挑戦といった感じでした。スポーツの現場では、靱帯が損傷したかを一瞬で判断して、ストップをかけるかどうか見極めなければならないのですが、昔、即座に診断できなかったことがありました。 特殊な状況だったのですが、自分が的確に判断することができなかったことがとてもショックでしたね。その出来事が、「真のスペシャリストになろう」という原動力になりました。良いことはあまり覚えていないんですが、こういった厳しい思い出はよく覚えています()

充実したリハビリテーション施設とグループ内での意見交換で良質な医療を提供

 

ー力を入れていることは何ですか?

何と言ってもリハビリテーションです。手前味噌ですが、都内にこれだけ充実したリハビリテーション施設を持っているクリニックはないと自負しています。そして通常は医師が診断を下し、それに従って理学療法士やスタッフが治療を行いますが、当院では、医師が一つの道筋を付けた後、スタッフが勉強会を開いて、この疾患にはこういった治療法があるなどと意見を出し合って、それを医師に還元するといった方法を取っています。全員がプロとして日々切磋琢磨し、協力し合ってスポーツ選手だけでなく、いろいろな人にしっかりと対応しているんですよ。 2週間に1度、テレビ会議を開き、アレックスグループ全体で症例に対して意見を出し合い、本当にその治療がいいか話し合う機会を設けています。それ以外にもジャンル別にテーマを決めて、情報共有する場も作っています。リハビリテーションの充実と治療に対する真剣な取り組みが大きな特徴ですね。

リハビリテーション

ー今後力を入れていきたいことはありますか?

成田Dr

スポーツ選手を目指す子どもたちのサポートをしていきたいですね。中にはケガで挫折してしまう子どももいますので、どうやったらケガを克服することができるのか、医学的な問題だけじゃなく、さまざま経験を積んできたスポーツ選手を招いて話をしてもらえる場を作れればと思っています。医師はケガを治すのが当然ですが、患者は「治してもらうことが当たり前」といった受身の姿勢ではだめなんです。治療をネガティブにとらえてしまうと治るものも治らなくなりますので、ケガを克服した選手の話を参考に、「どうして も治したい」という気持ちを持ってもらいたいですね。

ー最後にメッセージをお願いします。

当院は開業して約3年ですが、今後も地域に根付いた良質な医療を提供するクリニックでありたいと思っています。地域住民の健康を守るということは、専門外だからわからないというスタンスではいけないですよね。内科的な疾患に関する相談でも大丈夫ですので、不安なことがありましたら、ぜひいらしてください。患者さん一人ひとりに必要な診療、治療が受けられるように、医師や病院の紹介もきちんと行っています。一度来て「なんかあったらまた来よう」と思ってもらえるクリニックでありたいですね。